住み慣れたまちで、誰もがたのしく安心して暮らせることを目指した
川崎市独自の基準、それが「かわさき基準」です。
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かわさき基準とは、利用者にとって最適な福祉製品のあり方を示した、独自の基準であり、自立支援を中心概念としています。ここでいう自立とは、すべてを自分でできることを意味するのではなく、「自らが望む」、「主体的に選択、自己決定できる」ことであり、家族や地域が協力することも含めて実行、実現できることを指します。
かわさき基準における理念は、福祉先進国であるスウェーデンにおける福祉の基本方針、理念を参考としつつ、我が国の「介護保険における理念」も包含しながら我が国の現状を踏まえ、「8つの理念」として整理され、それぞれ下表のとおりとなっています。
スウェーデンにおける福祉の基本方針、理念を参考とした理由は、社会的自立の支援を基本コンセプトとし、高齢者や障害者自身が社会に貢献できることを目指した包括的な理念としているからです。
| 理 念 | 概 要 | |
|---|---|---|
| 自立支援 | 人格・尊厳の尊重 | 利用者の人格や尊厳が尊重されていること |
| 利用者の意見の反映 | サービス提供システムや福祉製品の開発過程に利用者が参加し、その意見が反映されており、利用者が利用したくなるような福祉製品であること | |
| 自己決定 | あらゆるサービスがサービスの提供の各過程において、十分な説明と理解がなされ、本人の自己決定に基づいて行われること | |
| ニーズの総合的把握 | 利用者の心理的・身体的・社会的ニーズを総合的に捉えていること | |
| 活動能力の活性化 | 利用者の残存能力を引き出し、心理的・身体的・社会的活動能力が活性化されるように配慮されていること | |
| 利用しやすさ | 必要なサービス・相談・アフターフォローが身近なところですみやかに提供されていること | |
| 安全・安心 | サービス提供の全ての過程において安全・安心が保障されていること | |
| ノーマライゼーション | どのようなニーズを抱えていても、できうる限りの住み慣れた環境で社会生活を営むことができるように配慮されていること | |
理念を踏まえつつより具体的に福祉製品(サービスやまちづくりなども包含)のあり方を示したものが「製品開発ガイドライン」です。製品開発ガイドラインは、福祉製品開発の具体的な基準として活用することができ、また福祉製品の種類を問わず共通的に適用される事項を示しています。最新の製品開発ガイドラインは、以下をご参照ください。
かわさき基準が対象とする福祉製品は、「高齢者・障害者を含め、あらゆる利用者の日常生活の活性化を促す製品・設備・建物・サービス類」です。つまり、狭義の「福祉用具 」だけでなく、だれにでも使いやすいように配慮された「共用品 」等も「かわさき基準」の対象としています。
| 製品の種類 | 利用目的 | アクティビティ |
|---|---|---|
|
1 広義の福祉用具 ・狭義の福祉用具 (補装具、日常生活用具 自助具、介護支援機器等) ・共用品・ユニバーサルデザイン製品・健康増進機器 2 福祉サービス (ユニバーサル化されたサービス) 3 福祉のまちづくり (ユニバーサル化された設備・建物等) |
1 利用者の自立支援 2 利用者の利便性向上 3 利用者の機能回復・機能 低下防止 4 介護者による支援 5 街・建物でのバリアフリー |
1 移動・移乗 2 入浴 3 排泄 4 更衣・整溶 5 食事 6 睡眠 7 コミュニケーション 8 姿勢保持 9 そのほかの動作・認知 |
○狭義の福祉用具とは、
先天的な原因に基づく、あるいは、高齢化によるものを含む、後天的な外傷・疾病等の原因で生じた精神的・身体的不具合を補填するため、あるいは生活に適応させるための目的を持つすべての用具・設備機器(福祉用具法)であり、補装具・日常生活用具・自助具・介護支援機器など
○共用品とは、
身体的な特性や障害にかかわりなく、より多くの人々が共に利用しやすい製品・施設・サービス((財)共用品推進機構)

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※かわさき基準(通称、KIS)は、
Kawasaki Innovation Standard の略です。